使わなくなったキャンプ道具の処分方法について
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キャンプ用品は種類が多く、サイズも大きいものがあるので、
どのように処分すればよいか迷うことがありますよね。
本記事では、キャンプ用品を処分する3つの方法と、
それぞれの方法のメリット・デメリット、
費用の有無、注意すべきポイントについてご紹介したいと思います。
キャンプ用品の処分方法は大きく分けて3つ!
キャンプ用品は多くのスペースを必要とするため、
不要になったら迅速に処理することが望ましいです。
ただし、どの方法で処理するか決めかねることがよくあります。
主なキャンプ用品の処理方法には、次の3つがあります。
- 地方自治体の定めるルールに沿って廃棄する
- 専門の回収業者を利用する
- 買取業者に売る
これらの方法の特徴(メリットとデメリット)、
費用の有無について詳しく見ていきましょう。
地方自治体の定めるルールに沿って廃棄する
一般的な方法として、
地方自治体のルールに従ってゴミとして捨てる手法があります。
日常のゴミと同じタイミングで処理できる場合は追加の手間や費用は発生しません。
キャンプ用品を捨てる際の一般的な分類の目安は以下の通りです。
【キャンプ用品のゴミ分類の目安】
– イスとテーブル:金属製は不燃ゴミ、木製は可燃ゴミ。素材に応じて分解して処分。
– ランプ(ランタン):不燃ゴミ。バッテリーや燃料ボックスは別途、有害ゴミに。
– グリル:粗大ゴミ。小さいサイズは不燃ゴミに。
– 焚き火台:粗大ゴミ。小さいものは不燃ゴミに。
– 寝袋(シュラフ):可燃ゴミ。
– 簡易ベッド:金属フレームは不燃ゴミ、布部分は可燃ゴミ。
– バーナー(ガスボンベ):不燃ゴミ。ガスは使い切るなど特別な処理を要する。
– クーラーボックス:金属製は不燃ゴミ、プラスチック製は可燃ゴミ。自治体によって分類が異なる場合がある。
– テント:粗大ゴミ。金属部分は不燃ゴミになることも。
これらの分類はあくまでも基本的な目安であり、
自治体によって異なる場合があるため、
具体的な分類は確認が必要です。
また、粗大ゴミには通常、
特別な手続きと費用(数百円から)が必要です。
キャンプ用品を捨てる際は、
その手軽さが魅力的ですが、
適切な情報を得るための調査が必要です。
専門の回収業者を利用する
もしゴミの分類を調べるのが煩わしいと感じる場合、
回収業者に依頼する方法が適しています。
この方法ならキャンプ用品の分類を自分で行う
必要がなく直接自宅から引き取ってもらえます。
ただ、キャンプ用品が大きい場合の回収には、
数千円から場合によっては1万円以上の費用が発生することがデメリットとして挙げられます。
費用を払っても良いので、
迅速かつ手間なく処分したい方にはこの方法が向いているかもしれません。
買取業者に売る
ゴミの分類が面倒だが、
高額な処分費も避けたいと考えている方には、
買い取り業者への依頼が最適です。
リサイクルを目的とする買い取り業者に依頼すれば、
費用を支払う必要はなく、むしろお金を受け取ることができます。
ただし、買い取り業者を利用する際は、
処分したいキャンプ用品が状態良好である必要があります。
汚れが多い、または傷が目立つようなアイテムは、再販売が困難です。
キャンプ用品の処分方法のメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
【キャンプ用品の処分方法のメリット・デメリット】
– ゴミ出し:手軽に日常のゴミと一緒に出せるものもあり、特別な費用がかからない場合もある。しかし、ゴミの種別を調べる手間があり、粗大ゴミの場合は手間と費用がかかる。
– 回収業者への依頼:自宅まで取りに来てもらえるため、自分でゴミの分類を調べる必要がない。ただし、数千円から1万円以上の費用が発生することもある。
– 買い取り業者への依頼:費用がかからずお金を受け取ることができる。ゴミの種別を調べる必要がなく、取りに来てもらえることもある。ただし、アイテムが良好な状態でなければ対応されないことが多く、場合によっては自分で店舗に持ち込む必要がある。
キャンプ用品を処分する際の注意点とは?
キャンプ用品を処理する際に注意すべき
最終ポイントを確認しておきましょう。
- ガスボンベなど、火を使うアイテムはそのまま捨てない。
- 各地方自治体のゴミの出し方のルールが異なるため、それに注意する。
特に重要なのは上記の2つです。
では早速それぞれを解説していきたいと思います。
ガスボンベなど、火を使うアイテムはそのまま捨てないこと。
キャンプ用品の中でも、特にガスボンベの処理には注意が必要です。
ガスボンベはそのまま捨てることは禁止されており、
使用前にはガスを完全に使い切ることが求められます。
【ガスボンベを使い切る方法】
– 火を使わない安全な場所でガスを完全に燃焼させる。
– 缶を振って音がしないことを確認する。
– ガス抜きキャップを使って、缶からガスを完全に抜く。
ガスを抜き終わったら、地域のゴミ分別ルール(通常は不燃ゴミとして)に従って適切に処分します。
各地方自治体のゴミの出し方のルールが異なるため、それに注意すること。
再度把握しておくべき重要な点は、
各自治体によってキャンプ用品のゴミ出し規則が異なるということです。
例えば、一部の自治体では通常の「燃えるゴミ」とは別に
「燃やすゴミ」としてほとんどを可燃ゴミとして扱っている場合があります。
さらに、通常は不燃ゴミや可燃ゴミと分類されるものでも、
「いずれかの辺が30cmを超えるか、重さが10kgを超える」
など特定の条件を満たすと粗大ゴミとして扱われることも多いです。
自分の居住地の自治体のルールをゴミ出し前に確認しておくことが大切です。
キャンプ用品を上手く売るコツは?
キャンプ用品の査定価格を少しでも向上させるためには、
簡単な工夫が効果的です。
キャンプ用品をより高値で売却するための二つの重要なポイントをご紹介します。
全ての付属品があるかを確認する
例えば、キャンプギアを売却する際には、
付属品を完備していると査定額が上がります。
一般的な付属品には以下が含まれます。
– 元の箱
– 取扱説明書
– 各種部品
– 保証書
– 収納袋
付属品が欠けている場合も買取は可能ですが、
査定額が下がる可能性がありますので、
付属品は失わないように注意して保管しておくと良いでしょう。
ただし、テントのペグなど消耗品の欠損は査定に大きく影響しないこともあります。
清潔な状態で売りに出す
高く売るためには、
買取前にきれいに掃除するなどして、
できるだけ状態を良くしておくことが重要です。
査定士も良い印象を持つことが高額査定につながるため、
売る前には汚れや錆がないかを再確認し、
テントや寝袋は丁寧に畳んでおくと評価が上がります。
また、新しいモデルの方が市場での需要が高いため、
使用しなくなったらすぐに売ることで型落ちする前に高価売却することが可能です。
まとめ
キャンプ用品の査定価格を高くするためには、
付属品を完備して保管し、清潔な状態で売りに出すことが重要です。
付属品は査定額を大きく左右し、
清潔さも第一印象を良くするために効果的です。
また、新しいモデルほど需要が高いため、
使用をやめたら早めに売却することがおすすめです。