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エアコンの買い替えは何年?寿命や壊れる前の前兆は?

2025.04.17
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毎年夏や冬に大活躍してくれる生活に欠かせないエアコン。
長期間にわたって使用し続ける大切な家電ですが、やがて寿命が訪れてしまいます。

エアコンは本来、どれくらいの年月で買い替えを検討するべきなのでしょうか。
また、突然壊れてしまう前には、何か兆候やサインなどがあるのでしょうか?

エアコンを長持ちさせるためには、日々のお手入れや適切な使い方が大切になりますが、
それだけでは足りない場合もあります。

この記事では、エアコンの買い替え時期の目安、
寿命や壊れる前の前兆について詳しく解説していきます。
エアコンの処分方法や買い替えの際の選び方などもご紹介していますので、
ぜひ最後まで読んでみてください。

エアコンの買い替えは何年?

エアコンの買い替えは何年?

エアコンは、快適な室内環境を維持するために欠かせない家電ですが、
長期間使用し続けていると性能や効率が徐々に低下していきます。
エアコンの寿命は、一般的に約10年とされており、
使用環境やメンテナンス頻度によって前後します。

実際のところ、エアコンを長期間使用していると、
エネルギー効率が悪化したり、冷暖房の効果が薄れたりすることが多いです。

これらの問題は通常、10年を過ぎる頃に顕著に表れるようになってきます。
エアコンの使い方によっては、より早い段階で不具合が現れることもあるでしょう。

エアコンの買い替え時期は単に年数だけでなく、
冷暖房効率の低下や電気代の増加、
運転音が騒がしくなった場合なども買い替え時期と言えるでしょう。

これらの要素を踏まえて、
エアコンの状態を見極めながら最適なタイミングで買い替えを検討しましょう。

エアコンの寿命や壊れる前の前兆は?

エアコンの寿命や壊れる前の前兆は?

エアコンは、長期間使用し続けていると故障の前兆となる症状が表れることがあります。
以下では、代表的な3つの症状について解説します。

1. 冷暖房の効きが悪い

エアコンを起動しているにもかかわらず、
室内が十分に冷えなかったり暖まらなかったりする場合、
冷媒ガスの不足や圧縮機の故障が考えられます。

これらの問題は、エアコンの冷暖房能力を低下させ、
快適な室内環境を維持できなくなります。

エアコン内部のフィルターが汚れている場合も、
冷暖房の効きが悪くなってしまうため、
一度フィルターの状態を確認して汚れている場合は掃除しましょう。

2. エアコンから水漏れしている

室内機から水が漏れる現象は、ドレンホースの詰まりや断裂、
または内部の水分管理システムの故障が原因であることが多いです。
水漏れは、エアコン内部の他の部品にも影響を及ぼす可能性があります。

3. エアコンをつけるとブレーカーが落ちる

エアコンを起動した際にブレーカーが落ちる場合、
電気回路に過負荷がかかっている可能性があります。
これは、エアコンの内部配線の劣化やショート、
または電源プラグの接触不良が原因であると考えられます。

電気系統の問題は火災のリスクも伴うため、
専門家による速やかな点検が必要になるでしょう。

エアコンは修理よりも買い替えた方が良い理由

エアコンは修理よりも買い替えた方が良い理由

エアコンが故障してしまった際に、
修理と買い替えのどちらを選ぶべきか悩んでしまうと思います。
ここでは、寿命が近いエアコンが故障した場合、
買い替えた方が良い理由をご紹介します。

1. 10年経つとメーカーは修理部品を保有していない

エアコンを販売している多くのメーカーでは、
製造終了後10年間を補修用性能部品の最低保有期間と定めています。
この期間を過ぎると、修理に必要な部品の入手が物理的に不可能となるため、
修理ができない場合が多いです。

そのため、10年以上使用してきたエアコンが故障した際には、
修理よりも買い替えとなると考えておきましょう。

2. 修理後に別の箇所が故障する可能性がある

エアコンの一般的な寿命は約10年とされています 。
寿命が近づいたエアコンは、
特定の箇所を修理しても他の箇所が次々と故障するリスクが高まります。

例えば、冷媒系統を修理した後に電気系統が故障するといったケースです。

この場合、結果として修理費用が蓄積し、
最終的には新品のエアコンを購入できるほどのコストがかかる可能性があります。
そのため、寿命が近いエアコンの故障時には、買い替えを検討することが賢明です。

3. 最新機種への買い替えで節電できる

近年のエアコンは、省エネ技術の進化により、
従来機種と比較して電力消費が大幅に削減されています。
最新のエアコンに買い替えることで、現在よりも電気代の節約が期待できます。

さらに、最新機種にはスマートフォンでの遠隔操作や自動運転機能など、
便利な機能も搭載されています。
これらの点からも、古いエアコンの修理より最新機種への買い替えがおすすめできます。

寿命を迎えたエアコンの処分方法について

寿命を迎えたエアコンの処分方法について

エアコンは「家電リサイクル方」の対象製品であるため、
自分の勝手で処分することはできず、家電リサイクル法に則った適切な手続きが求められます

以下では、エアコンの主な処分方法を3つご紹介します。

・家電量販店に引き取ってもらう

新しいエアコンを購入する際、
家電量販店で古いエアコンを引き取ってもらうことが可能です。
この場合、リサイクル料金と収集運搬費用が必要となります。

リサイクル料金はメーカーや製品によって異なりますが、
エアコンの場合、約1,000円からが一般的です。

収集運搬費用は店舗によりますが、2,200円からが目安とされています。
取り外し作業も依頼できるため、手間を省くことができます。
ただし、新規購入が前提となる場合が多いため、
事前に店舗に確認することが大切です。

・指定引取場所へ持ち込む

購入した店舗を忘れてしまって分からない、
または遠方の場合は、指定引取場所に直接持ち込む方法があります。

まず、郵便局で家電リサイクル券を入手し、リサイクル料金を支払います。

その後、家電リサイクル券とエアコン本体を指定引取場所に持ち込みます。
この方法では収集運搬費用がかからないため、費用を抑えることができます。
ただし、エアコンの取り外しや運搬は自分で行う必要があるため、注意が必要です。

・自治体の粗大ゴミとして処分する

自治体によっては、エアコンを粗大ゴミとして回収している場合があります。
この場合も家電リサイクル法に基づき、リサイクル料金の支払いが必要です。
手続きや費用は自治体によって異なるため、事前に自治体の公式ウェブサイトや窓口で確認することが重要です。

また、収集日や指定場所への持ち込みなど、自治体の指示に従う必要があります。

エアコンを買い替える際の選び方について

エアコンを買い替える際の選び方について

エアコンを買い替える際には、

「省エネ性能」
「最新機能」
「設置場所」

これらに着目して選ぶことを推奨します。
以下では、これら3つの選び方について詳しく説明します。

・省エネ性能を重視する

エアコンを選ぶ際に「省エネ性能」は非常に大切なポイントです。
省エネ性能が高ければ高いほど、年間の電気代を抑えることができるほか、
環境負荷の軽減にもつながります。

中でも注目すべきなのが「通年エネルギー消費効率(APF)」という指標です。
APFは、1年間を通じて冷房・暖房を使用した際の消費電力量に対する効率を表したもので、
数値が大きいほど省エネ性が高いとされます。

製品によってはAPF値が7.0を超える高性能モデルもあります。

長期的なコストパフォーマンスを重視する方には、
省エネ性能を基準に選ぶのが最適な方法といえるでしょう。

・最新機能を重視する

最新のエアコンには、従来の冷暖房機能に加えて、
暮らしをより快適・便利にするための多機能が搭載されています。

代表的な機能としては、空気中のウイルスや花粉、
PM2.5などを除去する「空気清浄機能」や、
外出先からスマートフォンで遠隔操作できる「IoT機能」、
部屋に人がいるかどうかを感知して自動で風量や運転モードを調整する「人感センサー」などがあります。

これらの機能は忙しい毎日をサポートするだけでなく、
エネルギー効率の向上にも繋がるでしょう。

・エアコンの設置場所で選ぶ

部屋の広さに対してエアコンの能力(kW数)が適切かどうかも重要なポイントです。

例えば、10畳の部屋に6畳用エアコンを設置すると、
冷暖房効率が悪くなり、結果的に電気代が高くなります。
さらに、直射日光が当たりやすい部屋や窓の多い部屋では冷暖房効率が落ちるため、
適切な機種を選ぶ必要があります。

こうした点を踏まえて選ぶことで、
エアコンの持つ力を最大限に活かすことができます。

まとめ

今回は、エアコンの買い替え時期の目安、
寿命や壊れる前の前兆について解説してきました。

エアコンの買い替えは一般的に約10年が目安とされています。
冷暖房効率の低下や電気代の増加、異音・水漏れ・起動時に、
ブレーカーが落ちるなどの不具合が現れた場合は、それが買い替えのサインです。

エアコンは修理よりも買い替えた方が良い理由としては、
10年を過ぎると修理用部品の供給が終了していること多いため、
そもそも修理ができない、買い替えの方が結果的に安価に済む、
などが挙げられます。

また、最新の省エネ性能の高いエアコンへ買い替えることで電気代の節約や快適性の向上も期待できるでしょう。

寿命を迎えたエアコンの処分は家電リサイクル法に則り、
家電量販店や指定引取場所への持ち込み、自治体での対応を確認しましょう。

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