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防犯登録してない自転車は買取に出すことはできる?

2024.10.07
  • ブログ

自転車を買取に出そうと考えたとき、

「防犯登録していない自転車は買取されるの?」

と疑問に感じた方もいるでしょう。
防犯登録は、自転車購入時に義務付けられているものの、
知人から譲り受けた自転車は、旧所有者の防犯登録のままになっていたり、
登録を行なっていない場合があります。

そうした自転車を買取店に持ち込んだ場合はどうなるのでしょうか?

この記事では、防犯登録してない自転車は買取に出すことは
できるのかどうか詳しく解説していきます。また、防犯登録がないとどうなるのか、
どこで登録できるのかなども知ることができるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

防犯登録してない自転車は買取に出すことはできる?

防犯登録してない自転車は買取に出すことはできる?

結論から言うと、防犯登録してない自転車は買取を拒否されることが多いでしょう。
買取業者によっては、販売証明書や譲渡証明書などの書類があれば
対応できる可能性もありますが、事前に連絡をして確認しましょう。

そもそも、防犯登録は盗難防止のために義務付けられた制度です。

防犯登録されていない自転車を買取店に持ち込んだとしても、
正当な所有者が不明確なため買取を拒否されやすいです。
なぜなら、所有者が分からないため「盗んだ自転者を売りにきたのでは…」と、
あなたが疑われているからです。

これは、買取業者や警察が本当に所有者かどうかを確認する手段が防犯登録にあるからです。
分かりやすく説明すると、身分証明書が無い人は誰なのか分かりません。

防犯登録のない自転車も、誰の自転車か分からないため、売ろうとしていると疑われるのです。

そもそも自転車の防犯登録がないとどうなる?

そもそも自転車の防犯登録がないとどうなる?

自転車の防犯登録は義務化されているため、
自転車を利用する前に登録を行わなければいけません。
ただし、罰則はありませんので、登録をしていなくても罪に問われることなどはありません。

しかし、防犯登録をしていないと自転車が盗まれた場合に、
自分の自転車だと証明するのが極めて難しくなります。
そのため、自転車が盗難にあっても取り戻せない可能性が高くなってしまいます。

逆に、職務質問で呼び止められた際に、
防犯登録のされていない自転車を使用していると、
「盗んだ自転車なのでは?」と疑いをかけられることも考えられます。

そのような場合も、自分の自転車だと証明することが難しいでしょう。

このようなリスクを避けるためにも、
防犯登録を行なっておきましょう。
どこで防犯登録の手続きができるのか、次で確認してみましょう。

自転車の防犯登録はどこでするの?

自転車の防犯登録はどこでするの?

自転車の防犯登録は、主に自転車を購入した際に自転車販売店で行います。
多くの場合は新しい自転車の購入した時に、その場で防犯登録の手続きを進めてくれます。

自転車を譲り受けた場合や、中古で購入した場合でも防犯登録をすることができます。
個人間で自転車を譲り受けた場合は、譲渡証明書を相手から用意してもらう必要があります。
その後、自転車販売店・交番・警察署などに持参して防犯登録の手続きを行なってください。

防犯登録の手続きには、自転車本体・身分証明書・登録料(700円程度)が必要です。
また、防犯登録は都道府県単位で管理されています。
そのため、引っ越しなどで自転車も一緒に県外へ移動した場合は、再度登録が必要になります。

防犯登録をすることで自転車の盗難防止に繋がり、
盗まれた場合にも発見しやすくなる有効な制度です。

自転車の買取時によくある疑問点

自転車の買取時によくある疑問点

自転車の防犯登録は盗難防止のためだけではなく、
自転車の身元を証明する役割を担っています。
買取時においても防犯登録の有無は非常に大切です。

ここでは、自転車の買取時によくある疑問点をまとめました。

・自転車を売るとき防犯登録ははがす?

買取査定の際に、シールを剥がした状態だと「盗難車」だと疑われてしまうので、
剥がさずに持っていきましょう。また、防犯登録の抹消は、
買取の際に一緒に行うことができる場合が多いです。

ちなみに、防犯登録はシールを剥がしても自転車の所有権や登録自体は消えません。
なぜなら、警察のデータベースに登録情報が残っているためです。

・防犯登録シールを剥がしたらどうすればいい?

防犯登録シールを誤って剥がしてしまった場合、
同番号のシールの再発行はできません。
シールを剥がしてしまった場合は、防犯登録の抹消手続きを行い、
再度防犯登録を行う必要があります。

通常、トラブル防止のため簡単には剥がせないようになっていますが、
登録期限切れで再登録をする際は、ドライヤーで温めると剥がれやすいです。

・譲ってもらった自転車の防犯登録を解除するにはどうしたらいい?

譲渡された自転車は、旧所有者が防犯登録を抹消する必要があります。

また、譲渡された自転車で新しく防犯登録を行う場合は、
譲渡証明書が必要になります。
譲渡証明書には、自転車を譲り受けたという事実と、
旧所有者と新所有者の個人情報が記載されています。
この譲渡証明書も、旧所有者が用意する必要があります。

自転車の防犯登録の抹消は本人以外でもできる?

原則として本人以外が抹消手続きを行うことはできません。
しかし、

・旧所有者本人と新所有者の名前
・住所
・電話番号
・自転車の車体番号
・防犯登録番号
・防犯登録データの抹消を委任する旨の文言が記載された「委任状」

上記があれば代理人でも認められる場合があります。

・自転車の防犯登録の抹消に必要なものは?

防犯登録の抹消に必要なものは、

「防犯登録カード」
「身分証明書」

になります。ただし、防犯登録カードを無くしてしまった場合は、
「自転車本体」を持参して、車体番号を確認してもらうことが必要です。

まとめ

今回は、防犯登録してない自転車は買取に出すことはできるのか解説しました。

防犯登録をしていない自転車を買取に出すと、
所有者が不明確なため盗難車と疑われて、買取されないことが多いです。

防犯登録をしていないと、
盗難被害にあった時に自分の自転車だと証明するのが難しく、
取り戻せない可能性が高いです。

逆に、「盗んだ自転車を使っているのではないか…」と疑われる可能性もあります。

防犯登録は自転車を購入した時に、
一緒にできることが大半ですので忘れずに登録しておきましょう。
また、自転車を譲渡された場合は、旧所有者が防犯登録を抹消し、
譲渡証明書を用意しているかを確認する必要があります。

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