洗濯機の処分方法！リサイクルショップで買い取ってもらえる？
- ブログ
ご家庭で不要になった洗濯機の処分方法に悩んでいませんか？
「新しいのに買い替えるから」「壊れてしまったから」など、
さまざまな処分理由があると思います。
その中には、
「どこに出せばいいのか分からない」
「リサイクルショップで買い取ってもらえる？」
といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
大きい物の処分方法といえば、
粗大ゴミとして出す方法が思い浮かびますが、
洗濯機は粗大ゴミとして出せるのでしょうか？
この記事では、洗濯機の処分方法について詳しく解説していきます。
最後まで読むことで買取や引き取りなど、
どの方法があなたにとって最適か見つかる手助けになるはずです。
粗大ゴミとして洗濯機は処分できないの？
洗濯機は粗大ゴミとして処分できるのでしょうか？
結論から言うと、洗濯機は「粗大ゴミ」として処分することはできません。
この理由は、日本が定める「家電リサイクル法」のルールに基づき、
洗濯機は特定家電として分類されているからです。
洗濯機の他には、冷蔵庫・テレビ・エアコンが分類されます。
この法律により、これらの家電は粗大ゴミとして処分することはできず、
適切にリサイクルすることが義務付けられています。
家電リサイクル法の目的は、
・廃棄物の削減
・資源の有効活用
・環境負荷の軽減
などが挙げられます。
家電リサイクル法に分類される家電を処分する際は、
「リサイクル料金」と「収集運搬料金」の支払いが必要になります。
これにより適正に処理やリサイクルが行われます。
リサイクル料金は、洗濯機のメーカーやサイズごとに異なります。
料金目安は、2500～3000円前後です。
収集運搬料金は、お店や業者ごとに異なります。
料金目安は、3000～5000円前後です。
洗濯機の処分方法について
続いては洗濯機の処分方法をご紹介します。
家電リサイクル法に基づいて処分する際は、
リサイクルショップや家電量販店の利用、
自治体指定の引取場所への持ち込みなど、
さまざまな選択肢があります。
リサイクルショップで買い取ってもらう
まず初めは、リサイクルショップで洗濯機を買い取ってもらう方法です。
出張買取がない場合、リサイクルショップまで自分で運搬する必要はありますが、
今回ご紹介する処分方法の中で唯一リサイクル料金と収集運搬料金がかからない方法です。
ただし、買取が可能かどうかは製品の状態に左右されます。
製造後10年以内の物できちんと作動して
比較的きれいな状態であることが条件となる場合が多いです。
リサイクルショップまで運んだのに、
動作不良で買い取ってもらえなかった…という最悪な事態を避けるために、
事前に全てのボタンや機能が正常に作動しているか確認しておきましょう。
洗濯機の取扱説明書やホースなどの付属品が揃っていたり、
洗濯機の汚れを落としてきれいな状態にしておくと、
査定額がアップする可能性があります。
家電量販店で引き取ってもらう
新しく洗濯機を買い替えるのであれば、
古い洗濯機を家電量販店に引き取ってもらう方法もおすすめです。
多くの家電量販店では、
洗濯機を新しく購入した際に古い洗濯機を引き取るサービスを提供しています。
引き取りの際には、リサイクル料金と収集運搬料金がかかりますが、
新しい洗濯機が手に入るタイミングで古い洗濯機を回収してもらえるため手間がかかりません。
大手の家電量販店では、
リサイクル料金や収集運搬料金が明確に設定されているため安心して利用できるでしょう。
リサイクル料金は、洗濯機のメーカーやサイズによって異なるので、
どこの販売店でも差はほぼありません。
ただし、収集運搬料金は販売店ごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。
指定引取場所へ持って行く
洗濯機は、自治体やメーカーが指定する引取場所に自分で持ち込むこともできます。
この方法を選ぶと、収集運搬料金がかからないため、
コストを抑えたい場合に適しています。ただし、リサイクル料金は別途必要になります。
持ち込みの際には、郵便局で家電リサイクル券をもらいます。
リサイクル券に必要事項を記入して、リサイクル料金を支払った後に、
洗濯機に券を貼り付けて近くの指定引取場所に持ち込むことで、処分が完了します。
この方法はコストを抑えることができますが、
洗濯機を運搬できる車が必要な上に、
車まで洗濯機を運び込んで、指定引取場所まで運転する必要があるので、手間はかかります。
洗濯機を処分する際に注意したい3つのこと
最後に、洗濯機を処分する際に注意したい3つのことをご紹介します。
以下の3つのことを忘れないように注意して、適切な手続きを行ってください。
洗濯機の水抜きを行う
洗濯機を処分する際は、
本記事で紹介したいずれの処分方法であっても「水抜き」を行わなければいけません。
洗濯機を運搬する際に水が残っていると水が漏れ出し、
トラック内や他の荷物を濡らしてしまう可能性があるためです。
この水抜きとは、給水ホースと排水ホースに溜まった水を抜く作業のことで、手順は以下の通りです。
1. 給水栓を閉める
2. 1分ほど標準コースで運転する
3. 給水ホースを取り外す
4. 1分ほど脱水運転する
5. 排水ホースを取り外す
給水・排水ホースの取り外しの際は、
ホースの中に水が残っている場合があるので、
バケツなどを用意しておきましょう。
家電リサイクル券の控えを保管する
洗濯機を指定引取場所へ持って行き処分する際は、
家電リサイクル券を用意する必要があります。
その家電リサイクル券の控えは、無くさないように大切に保管しましょう。
この控えは、洗濯機が適切にリサイクルされた証明となり、
万が一トラブルがあった場合にも役立ちます。
また、作業が適切に行われたかどうかの確認は、
リサイクル券の控えに記載されている番号から確認することができます。
不用品買取業者などに依頼する際は必ず見積書を作成してもらう
洗濯機の処分を不用品買取業者に依頼する際は、
必ず見積書を作成してもらいましょう。
見積書の作成が重要な理由は、
不用品買取業界には無許可で営業している悪質な業者も存在するためです。
このような業者は、事前の見積書無しに回収し、
後で高額な請求をしてくるケースがあります。
きちんとした業者は回収前に必ず見積書を作成し、
客に内容を説明します。金額の内訳が明確に記載されており、
客が納得した上で回収が行われます。
見積書の作成をお願いしても「作成できません」などと言われた場合、
その業者はかなり怪しいため、依頼を見送るべきです。
まとめ
今回は、洗濯機の処分方法について解説してきました。
洗濯機は、家電リサイクル法の対象のため粗大ゴミとして処分することができません。
処分するためには、
・リサイクルショップへの持ち込み
・家電量販店での引き取り
・自治体指定の引取場所への持ち込み
などの方法があります。
処分する際には、リサイクル料金と収集運搬料金の両方、
もしくは片方のみ必要な場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
どの処分方法を選ぶにしても、事前に洗濯機の水抜き作業を行っておきましょう。
また、不用品買取業者に依頼する場合は、
必ず見積書を作成してもらいましょう。
見積書が作成されない場合は、依頼を見送ることを推奨します。
